大阪大学大学院工学研究科 電気電子情報通信工学専攻 創製エレクトロニクス材料講座 機能創製バイオマテリアル領域

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研究室旅行 - 岡山県へ

10月、研究室旅行に行ってきました。今年は岡山県へ。

かつて黄鉄鉱の産地として日本の産業を支えた柵原鉱山を見学し、湯郷温泉に宿泊、2日目は倉敷を訪れました。

合宿では、いつもと違うみんなの表情が見られ、とても良い時間を過ごしました。

初日は津山市の洋食屋「Grilletta」へ。

学生たちが見つけてくれたお店で、ドアを開けた瞬間、おしゃれな空間に気分が上がります。

ガーリックチキンやハンバーグなど、それぞれ好みのメニューを注文し、アツアツで美味しくいただきました。

津山名物(?)の生卵ごはんも堪能。お腹も心も満たされました。

柵原鉱山では、片上鉄道跡や吉ヶ原駅も見学。

学生が撮った写真の中には思わず「センスあるな」と感じる一枚も。

線路上でグリコポーズをしたり、駅跡で自由に撮影したりと、思い思いに楽しみました。

保存車両の車内は、まるで無限列車のような雰囲気で、どこか懐かしく味わい深い時間でした。

柵原鉱山博物館では、昔ながらの街並みや当時の生活を再現した展示、地下の鉱山再現展示など、どれも見ごたえ十分。

一番盛り上がったのはお土産コーナー!!

柵原鉱山産の黄鉄鉱や蛍光鉱物標本をはじめ、学生たちもストーンアクセサリーを手に入れていました。



個人的な戦利品は桜瑪瑙(さくらめのう)。

SiO₂微結晶の集合体で、結晶粒界に他の鉱物が入ることで独特の模様が生まれます。

クリストバライトを内包して桜の花のように見えるこの石は、八重桜のような表情をしており、

「インクルージョンの美」を感じさせる一品でした(マダガスカル産)。


今年も、自然や鉱物、そして美味しい食事を通して、研究室の仲間との絆がより深まった合宿となりました。